ドキュメンタリー「マッカートニー3,2,1」で語られたビートルズと瞑想

ポール・マッカートニーが伝説の音楽プロデューサー、リック・ルービンを迎え、楽曲にまつわる制作秘話をインタビューで語るドキュメンタリー「マッカートニー3,2,1」のなかで、1968年にインドに行ったときの体験について話しています。以下はその一部です。

◇ ◇ ◇

リック・ルービン:インドは、どうでしたか?

ポール・マッカートニー:その当時はドラッグ・カルチャーの時代で、僕らは疲れて燃え尽きていたんだ。

ガキだった時、テレビでマハリシを見ていて、僕らは彼をいっぺんに好きになった。その後、彼のセミナーを受講して、インドに行くことになったんだ。

行くしかなかった。ずっと懸命に仕事してたから、インドに行けてホッとしたよ。インドではリシケシュに滞在した。ビートルズが瞑想した場所として有名になった所にね。今はボロボロらしいけど。

充実した時を過ごせたよ。持っていったギターで曲を書いた。『オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ』とかね。スピリチュアルな曲じゃないけど。ジョンが書いたのは『ディア・プルーデンス』。

インドに行けてよかった。マハリシ本人からマントラをもらえたんだ。直接もらえたなんて、恵まれてたと思う。彼から『このマントラは古代の言葉で、これまで試され、検証されてきた言葉だ。』と教えてもらった。マントラを使って瞑想できてよかったよ。

リック・ルービン:私は14歳の時に、ビートルズの瞑想について知った。だから私も瞑想するようになったんだ。おかげで人生が変わったよ。

ポール・マッカートニー:ビートルズは、いい影響を与えてきた。スピリチュアルな瞑想とか、みんなが進むための道を作ってきたんだ。世界にいい影響を与えてきたと思う。

リック・ルービン:確かに。

ポール・マッカートニー:瞑想を広めることができたならよかった。それで人生が変わるのなら、素晴らしいことだ。

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