朧月夜

月はおぼろに東山
霞む夜毎のかがり火に
夢もいざよう紅桜
しのぶ思いを振袖に
祇園恋しや だらりの帯よ

 

私の中学生の時の修学旅行は春の京都でした。

ホテルに向かうバスの最後尾に陣取り、バスガイドさんの祇園小唄を聞きながらガラス越しに見た東山にかかる月はほんとうに朧(おぼろ)で、いまでも青春の忘れられない記憶です。

アーユル・ヴェーダ的にいえば、この季節はカパが優勢になります。

京都のアンニュイな春の夜の空気はカパの雰囲気そのもののような気がします。

特にカパ体質が優勢な人は、宵っ張りの朝寝坊な人が多いと思いますが、朝早く起き、新鮮な空気を胸いっぱい吸い、積極的に体を動かしてください。

春眠暁を覚えず。

春は眠くなりますが、ヴァータがみだれて疲労がたまっている人以外は、昼寝は控えましょう。

それと、部屋を明るく、季節のえぐみをふくんだ野菜を(アク抜きはしてくださいね。尿路結石の予防として)しっかり摂りましょう。

もちろん素人判断は危険ですので、アーユル・ヴェーダ医師の指導にしっかり従ってください。