スポーツ競技の実力を高めた女子大のアスリートチーム

トリニティー大学のスカッシュ・チーム

スカッシュは世界中で人気のあるスポーツで、オリンピック競技に加えられることも検討されている。トリニティ大学(コネチカット州ハートフォード)の女子スカッシュチームは、全米第3位にランクされ、大学には世界中からトップの選手たちが集まってくる。

アシスタント・コーチのランディ・リー博士は、選手たちが練習中のストレスやプレッシャーに対処するための何かを探していた。ヘッド・コーチのウェンディ・バートレットもまた、選手たちがコートでリラックスして落ち着いてプレーすることを望んでいた。

そこで、2009年10月に、バートレット・コーチとリー・コーチは、スカッシュチームのトレーニングの一環として超越瞑想を導入することを決めた。7か月経った現在、バートレット・コーチは、「チームは変わりました。選手たちは以前よりも落ち着きが増し、集中力が高まっています。今年はこれまで以上に多くの事柄に挑戦してきましたが、すべてがとてもうまくいっていると思います。」と評価する。

一緒に瞑想するスカッシュ・チーム

エジプト出身のノール・バガットさんは、2009年に全米大学女子選手権で優勝した。彼女は、超越瞑想はゾーンに入ることを助けてくれると話す。「自分の最高の実力を出すためには、ソーンの中にいることがアスリートにとって非常に重要です。」と彼女は言う。

エミリー・リンドンさんはトリニティ大学の卒業生であり、卒業論文で、超越瞑想がスカッシュチームに与える影響について研究した。彼女は特に「自己効力感」つまり、課題を成し遂げる自分の能力への信頼感について研究した。

「自分の能力をより高く評価していると、より高いレベルで実力を出せる傾向にあることが研究でわかりました。」とリンドンさんは述べている。そして、超越瞑想を実践したアスリートたちは、たった5か月間で自己効力感が著しく増加していた。

「私たちは、実力を高めるために、超越瞑想という新しい方法を得ました。」とリー・コーチは言う。「超越瞑想は、例外なく他のどんなスポーツにも役立つと思います。超越瞑想は肯定的な結果だけを私たちにもたらしてくれるのです。」

原文:PUKI FREEBERG