世界中の学校の導入事例

世界中の学校や教育機関が超越瞑想を取り入れて、授業の一部として教師と生徒たちが瞑想を行っています。そうした教育機関における超越瞑想の導入事例を、ドキュメンタリー動画を通してご紹介します。

米国サンフランシスコのヴィジテーション・ヴァレー中学

2007年に、ヴィジテーション・ヴァレー中学は、サンフランシスコで一番最初に超越瞑想を採用しました。この学校は犯罪の多い貧困地区に位置し、生徒の欠席率や停学率、教師の退職率はその地域で最も高く、学業成績は最も低い状態でした。

超越瞑想を採用した最初の年、停学者数は45パーセント減少し、４年以内に停学率は市内で最低となりました。毎日の出席率は、市全体の平均を上回って98％にまで上昇しました。成績評価の平均点は格段に向上し、今では卒業生の約20％がエリート校のローウェル高校に入学しています。また、毎年のカリフォルニア健康児童調査で、この中学校の若者達は、サンフランシスコで最も高い幸福のレベルを記録しました。研究結果はこちら

こうした功績が認められ、ジム・ダーキー校長は、超越瞑想を採用した翌年の2008年に、米国大統領から「今年の最優秀校長」の称号を授与されています。

ヴィジテーション・ヴァレー中学が、超越瞑想を採用して成功したことで、サンフランシスコの他の公立学校でも、このプログラムが導入されました。

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米国ロサンジェルスのアスパイア・オリン公立校

アスパイア・オリン大学付属高校のガルシア校長は、生徒たちを成功へと導くために授業時間や新たな科目を増やすのではなく、瞑想を追加しました。その結果、瞑想すると「心が落ち着いて気分がよくなる」「不安がなくなった」「成績が上がった」と生徒たちは話しています。

ガルシア校長は、「学校で瞑想を教える話を聞いて、生徒のストレスが解消されるなら試してみようと思いました。瞑想というツールを手にすることで、人生は違うものになります。」と語っています。

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米国バーモント州の軍士官学校ノーウィッチ大学

アメリカで最も古い軍士官学校ノーウィッチ大学（ベルモント州ノースフィールド）は、戦闘によるトラウマを予防するために超越瞑想を採用し、その効果を調べる研究を行いました。

その結果、超越瞑想を実践している部隊は、心理的な苦痛に耐え、ストレスから回復する能力が高まっていることが確かめられました。研究結果はこちら

ノーウィッチ大学の学長、リチャード・W・シュナイダー博士は、この研究結果に関して次のように話していました。「ＴＭは、あらゆる面で学生達の能力を高めています。これほど効果のある手法は、他には見当たりません。私たちは、勝つための最高のツールを彼らに与える義務がありますが、TMはそうしたツールの一つであると思います。」

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米国ロサンゼルスのミラス・コミュニティー・スクール

アステカ族の伝統文化を守るために設立された「ミラス・コミュニティー・スクール」は、2011年に超越瞑想を取り入れました。その結果、校内に平和的な雰囲気が生まれ、生徒の学習意欲が増し、大学の進学率が高まっています。

教育担当ディレクターのミニー・ファーガソン氏は、「瞑想することで、子供たちは自分も大学に進学できるという希望を持つようになった」と話していました。

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米国ロサンゼルスのニューヴィリッジ高校

2011年に、ロサンジェルスのスラム街にあるニューヴィリッジ高校は、学生にトラウマ性のストレスを乗り越える方法を提供するために、超越瞑想を採用しました。

ハビエル・グスマン校長は、次のように話しています。「超越瞑想は、ストレスを取り除くだけでなく、学生達が貧困の問題を乗り越え、将来に希望をもてるようにしています。超越瞑想を教えることは、彼らの破滅的な行動の悪循環を打ち壊し、自分自身の可能性を開く方法を与えることになります。私の学生の一人は、超越瞑想によって、それまで全く気づかなかった本来の自分を知るための扉が開かれたと話しています。」

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米国ワシントンD.C.にある理想アカデミー学校

ワシントンDCの理想アカデミー公立学校は、1997年にワシントンD.C. の教育委員会の承認を得て、教室で超越瞑想を行う「静寂の時間プログラム」を始めました。朝と午後に20分間ずつ教師と生徒が瞑想を行うと、穏やかな静けさが学校を包み込み、「安全な場所」になるとラザフォード校長は話しています。

「静寂の時間を始めたとき、子供たちが穏やかになり、対立や喧嘩が減ったことに気づきました。……この学校の子供たちは、「静寂の時間」によって集中力が増し、よりはっきりと考えることができるようになり、学習を邪魔していたストレスを解消しているのです。」

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米国ニューヨークのブロンクス高校

ニューヨーク市にあるブロンクス高校は、2015年に生徒と教師が超越瞑想を行う「静寂の時間プログラム」を採用しました。その結果、生徒のストレスは減り、行動が改善し、学業成績が向上しています。

マイケル・バラカット校長はこう話していました。「瞑想を始めて、生徒たちは自分の中にある無限の可能性を見始めました。今、私たちは実際に生徒たちを一流大学に出願させ、その夢を実現させています。」

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米国ロードアイランド州のUCAP学校

米国ロードアイランド州プロビデンスにあるUCAP学校では、生徒の成績向上を促し、スラム街の否定的な影響を払拭するために、超越瞑想を取り入れています。

UCAP学校の校長であるロブ・デブロワ氏は、次のように話していました。「超越瞑想は、この学校や私たちが信じている学校のあり方にぴったりだと思います。……将来、この子たちが幸せでより大きな達成を選るのを見たいのです。そのために彼らには教育が必要であり、超越瞑想はそれを助けると思います。」

米国アイオワ州マハリシ・スクール

米国アイオワ州にあるマハリシ・スクールは、1974年の開校以来、ヨガと超越瞑想を取り入れています。毎朝、授業の前に瞑想することで生徒の学習能力が増し、全米の教育開発共通テストでは常に上位1パーセントに入る成績を収めています。入学試験はなく誰でも入れるのに、世界のトップの大学に多くの生徒を入学させているアメリカ有数の進学校です。

2015年3月1日に放映されたテレビ朝日の特別番組「世界の天才教育、林修のワールドエデュケーション」の中で、米国のマハリシ・スクールは「たった30分のヨガと瞑想で、劇的な成績アップに成功した今注目の学校」として取り上げられました。

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米国アリゾナ州のマグネット高校

米国アリゾナ州ツーソンにあるマグネット高校は、2009年に、約160人の生徒と教師が超越瞑想を学びました。この学校は視覚美術を専攻する生徒が多く、「超越瞑想は生徒の創造性を引き出し、彼らの作品にも良い影響を与えている」と教師の一人が話しています。

副校長先生は「私たちが調査したデータによると、校内での喧嘩が大きく減少したことがわかりました。勉強しなかったり、生意気な口をきいたり、教師に言い返したり、ホールで悪ふざけしたり、遅刻したり、といった態度も50％減少しました。50％も減少したのは、初めてのことです。」と話していました。

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イギリスのマハリシ・フリースクール

北イングランドのスケルマズデールにあるマハリシ・スクールは、私立学校として20年間運営された後、現在では公立学校として認められ、公的支援を受けている学校です。

この学校は入学試験がないのに、英国政府の教育水準査察院（OFSTED）の報告では「最優秀（preeminence）」という最上級の評価が与えられています。

校長のエドワーズ先生はこう話していました。「1日2回、生徒と教師の全員が数分間の瞑想を行います。瞑想はシンプルでリラックスできる楽しいものです。瞑想の後は、子供たちの心が開くので、授業の内容を理解しやすくなり、他の人に共感したり、思いやりの気持ちも成長します。」

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ジャマイカの首都キングストンにあるホーリー・トリニティ高校

ジャマイカの首都キングストンにあるホーリー・トリニティ高校は、2015年に超越瞑想を導入しました。この学校は、ジャマイカで最も成績の悪い4つの高校の一つと言われていましたが、超越瞑想の導入後、生徒の学業成績や振る舞いに改善が見られたことを、校長のマーガレット・ボルト先生は次のように話していました。

「最初に超越瞑想の話を聞いたとき、多くの教師達は非常に懐疑的で、私も懐疑的でしたが、生徒の助けになるのならやってみようと思いました。超越瞑想を導入して一年後、喧嘩などの反社会的な振る舞いが50～70％減少しました。また、最も成績の悪い生徒たちを超越瞑想を行うクラスに入れたら、最も成績の良いクラスになりました。」

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タイの全寮制学校ダンマジャリン・ウィッタヤ・フリースクール

タイのダマジャリン・ウィッタヤ・フリースクールは、貧しい家庭の子供たちのために設立された仏教徒の全寮制学校です。設立から数年後、超越瞑想をカリキュラムの一部として導入し、400人以上の幼い子供たちが超越瞑想を行っています。

アチャリン・ヤイ校長は、超越瞑想を学んだ生徒たちの変化を次のように話していました。「生徒の攻撃的な振る舞いは減り、学年が上がるにつれて、私たちが教えることすべてに、より注意を向けるようになっています。生徒が内側で幸せを感じる時、私たちが与える知識を何でも吸収します。」

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バリ島のスマネゲリ・バリ・マンダル学校

スマネゲリ・バリ・マンダル学校は、ケンブリッジ大学のカリキュラムを基に多くの課外活動を行っていましたが、忙しすぎて生徒たちは居眠りばかりしていました。超越瞑想を１日２回行うようになってから、生徒たちは疲れ果てることがなくなり、創造性が増して、インドネシア学生研究オリンピックでは二つの金メダルを獲得しています。

ダルタ校長先生は次のように話していました。「TMを始めてから、生徒たちは国際的な競技会で優勝するようになりました。それだけでなく、卒業するときには生徒たちの夢だった大学に行けるようになったのです。」

バリ島では多くの学校で超越瞑想が導入されており、島全体で13,000人の生徒が超越瞑想を行っています。

ブラジル・ベロオリゾンテのシダーデ・ドス・メニノス学校

カトリックの教会が運営するシダーデ・ドス・メニノス学校で、デヴィッド・リンチ財団の支援により5,000人の生徒が超越瞑想を学んでいます。

以下の動画の中で、生物学を教えるタデウ・モライス先生は、こう話していました。「超越瞑想は子供達の学習意欲を高め、生活を改善し、人間性を養う方法です。心を扱うことは非常に難しいのですが、この学校にいる多くの子供達と一緒に毎日瞑想することで、とても楽しい体験をしています。彼らの多くは家庭に問題がある混乱した社会環境からやってきていますが、超越瞑想は彼らの問題を解決する助けになっています。」

インド・デリー近郊のラマギヤ・スクール

デリー首都圏内でトップ５に入る実力校ラマギヤ・スクールは、最先端の教育技術と共に、インドに古来から伝わる知恵や超越瞑想を取り入れています。

瞑想によって不安やストレスを最小限に抑え、脳機能を向上させることで、学習能力を高める助けとなっているといいます。

理事長であるウートカーシュ・グプタ氏は、こう語っていました。「ラマギヤ・スクールでは、教育とは子供たちに生き方を教えることだと考えています。インドの古代の聖典『バガヴァッド・ギータ』の知恵や知識を学ぶプログラムもあり、リーダーシップを発揮するための実践的な知恵を生徒に与えています。」

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ウガンダ共和国の「マハリシ女子中学校」

2009年に、ウガンダでマハリシ女子中学校が設立されました。この学校では、生徒たちに超越瞑想を教えて、統合された教育を提供しています。瞑想を始めてから、生徒たちは校内で生き生きとして、振る舞いや態度がよくなり、学業成績が上がりました。

グラント校長先生は次のように話しています。「超越瞑想は活動的な心を落ち着かせて、雑念から解放し、生徒の内面を目覚めさせます。……他の学校で手に負えないと言われた生徒でも、大丈夫、私達には方法があるから、と言って受け入れています。」

ウガンダ共和国の孤児院（EDAPO）

ウガンダにはエイズで両親を失った子供たちを収容する孤児院があり、そこで子供達が超越瞑想を学んでいます。その孤児院は学校をスタートし、ウガンダの田舎の小学校には珍しく、子供たちは全員試験に合格し、中学校に進学しているということです。

■孤児院を支える「経済発展とエイズの予防協会（EDAPO）」の動画（英語）

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米国デトロイトのクリエイティブ・スタディ大学（CCS）

芸術とデザインの教育を行っているミシガン州デトロイトにあるクリエイティブ・スタディ大学（CCS）では、授業の中で、意識、創造性、至福に関する講義を行い、超越瞑想を学ぶ機会を与えています。

モリー・ボーレガード教授は、こう話していました。「この授業は、学生達に心を静める機会を与えることで、ストレスを取り扱っています。瞑想を学んだ学生達が『自分は幸せだ』と言うのを聞くことは大きな喜びです。教育とは本来『学ぶことが楽しい』というものであるべきです。」

以下の動画（英語）の中で、瞑想すると心が安定し、アイデアが流れ始めると学生たちは話しています。

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米国コネチカット州トリニティ大学のスカッシュチーム

全米でトップクラスに入るトリニティ大学・女子スカッシュチームは、2009年10月に、トレーニングの一環として超越瞑想を導入しました。選手たちが練習中のストレスやプレッシャーに対処し、リラックスして落ち着いてプレーできるようにするためです。

ヘッド・コーチのウェンディ・バートレット氏は、こう話していました。「チームは変わりました。選手たちは以前よりも落ち着きが増し、集中力が高まっています。今年はこれまで以上に多くの事柄に挑戦してきましたが、すべてがとてもうまくいっていると思います。」

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