ライム病の治療に瞑想【体験談】

ヨガとフィットネスのインストラクターである米国人のドナ・フォークナーさんは、ある日、インフルエンザのような症状を伴うライム病を患いました。

4カ月仕事を休んでも体調が戻らない中、自然療法士から超越瞑想を勧められ、それが改善の転機となります。その体験談です。

UnsplashJamie Streetが撮影

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私は50歳の誕生日の2日後にTMのコースを受講しました。自分へのプレゼントとして申し込みしたのですが、これまでで最高のプレゼントになりました。

痛み、脱力感、衰弱した疲労感

UnsplashKinga Cichewiczが撮影

私がライム病と診断されたのは2年前のことです。そのときは、痛み、脱力感、衰弱した疲労感などインフルエンザのような症状を伴う急性の病気でした。私は1カ月間の抗生物質の投与と、自然療法士によるライム病の治療計画に従って治療を開始しました。

再び仕事ができるようになったのは、その4カ月後のことです。ただし、わずか1~2時間仕事をしただけで、その後1時間ほど休まなければなりませんでした。しばらくの間、体調はおおむね良好でしたが、仕事に復帰して2カ月後には再び体調が悪くなり、もう一度、自然療法士のところに行くことになりました。

そのとき、自然療法士はライム病を治療するための思いがけない治療計画を提案してくれたのです。超越瞑想(略してTM)を学ぶように勧められ、地元のTM教師の電話番号を教えてもらいました。

瞑想による顕著な改善

JimboChanによるPixabayからの画像

TMテクニックを学んですぐに感じたのは、夜よく眠れるようになり、疲れがとれたことです。夫に「昨日の晩は、今までで最もよく眠れた」と言ったことを覚えています。それ以来、睡眠の質がよくなったことで、すべてが良くなっていきました。

1年間腫れていた首のリンパ腺が小さくなり始め、元に戻ったのはTMを始めて1カ月後のことです。リンパ腺の流れが良くなることで痛みも軽くなり、視力、聴力、声も元通りになりました。

毎月毎月、自分の体が驚くほど改善されていくのを感じました。

そして、別の効果も

ドナ・フォークナー(後右)さん一家

今ではTMの実践を始めて1年になりますが、ライム病の症状はほとんどなくなっています。あとは足の痛みが解消されるのを辛抱強く待つだけです。この痛みがなくなれば、症状はすべてなくなるでしょう。これも解消されると確信しています。

TMテクニックは、私の体からライム病を取り除くのを助けてくれました。今では、別のTMの効果を楽しんでいます。創造性やエネルギーが増し、目的意識をもって、穏やかな、喜びに満ちた日々を送ることができるようになったのです。

注1:ライム病に対するTMテクニックの効果は、医学的に確立されていません。しかし、米国の健康保険データを用いた研究によると、TMテクニックを実践している人は、感染症で入院する可能性が30%低いことが示されています。

注2「International Journal of Yoga」に掲載された2014年の研究では、TMの実践者は、感染症やがん、外敵から体を守る3種類の白血球が増加していることがわかりました。

超越瞑想についてはこちら

ソース:A Gift for Myself: Recovering from Lyme