アメリカを拠点に活躍する芸能リポーターのレニー・バーグ(35才)は、コロナのために一人で自宅で過ごしていたとき、運動や瞑想によって心身の健康を維持していたと語っています。以下は、『The Daily Telegraph』に掲載された記事の抄訳です。
◆ ◆ ◆
芸能レポーターのレニー・バーグは、昨年、『ザ・ボイス』の司会を見事にこなし、番組の最終回では、ロックダウンの期間中にどのようにして健康ややる気を維持していたのかを振り返っていました。
コロナのために外出ができなかった時期に、ある人たちは、その時間を自己啓発のキャンプのように過ごしていました。新しい言語を学んだり、楽器を習ったり、サワード生地のパン職人になったり、家で行うフィットネスの専門家になった人もいます。
そしてもう一つ、別のキャンプに参加していた人たちもいました。彼らは毎日ウーバー・イーツ(出前の食事)を食べ、ネットフリックスの映画を見て、トレパンで過ごしていました。
多くの人が、そのときの気分やモチベーションに応じて、どちらかのキャンプに参加していたことでしょう。
しかし、『ザ・ボイス』の司会者であるレニー・バーグが、どちらのキャンプに参加していたかは疑う余地はありません。アメリカを拠点とする芸能レポーターであり、テレビの人気スターでもあるレニーは、ロックダウンが始まったときにロサンゼルスにいましたが、そんな小さなことで彼女のエネルギーが妨げられることはありませんでした。
「私はZoomで友達を集めて、ピラティスやダンスなどのオンライン・トレーニングを一緒に行っていました。それによって、私たち全員が健康的な生活を維持し、それを互いに確かめ合うことができました。」とレニーは語っています。
「ある友人がジムのトレーニング・グループを立ち上げてくれたので、そのクラスに参加することで、モチベーションが維持できて、前向きな気持ちでいられました。これまで私はオンラインのトレーニングが好きじゃなかったし、自主的に行うこともなかったので、いい機会だったと思います。また、料理はほとんどしたことがなかったので、キッチンに立って新しい料理に挑戦するのは本当に楽しかったです。」
それでも、私たちと同様に、レニーもまた孤独を感じることがあったと話しています。そして、よい精神状態を保つために、超越瞑想(TM)を行ったり、彼女を導いてくれる家族や友人と連絡を取り合っていました。
「私にとって超越瞑想の実践は、心を健康的な状態に保つための救世主でした」と彼女は話しています。
「また、家族や友人と連絡を取り合うことで、やる気を維持できることに気づきました。」
レニーは、危機的な状況の中でも意欲、活力、健康を維持するための秘訣を、次のように話しています。
1. 最初の一歩を踏み出す
「やる気を維持する秘訣は、最初の一歩を踏み出すことです」と彼女は語っていました。
「何かを始めなければならないとき、いったん始めると、勢いができて、続けるのがずいぶん楽になります。」
「あと、友人や家族と一緒に行うことで、もっと続けようという気持ちになり、自己管理がしやすくなります。」
2. あれこれ心配せずに楽しむ
「私が心がけているのは、楽しむことです。それはとてもシンプルなことですが、生活が忙しくなり、それに圧倒されると、毎日の何気ない出来事に感謝することを忘れてしまいがちです。」
「外に出て自然に触れると、地球とつながることができ、地に足がつくように感じます。また、幸福や健康面で、私たちは周りの人から大きな影響を受けているので、よく考えて付き合う人を選ぶべきです。」
3. 様々な運動を組み合わせる
「体を動かすことに関しては、いろんな種類の運動を組み合わせるといい」と彼女は話しています。
「運動を楽しんで続けるためには、多種多様な運動を行うのがいいと思います。時にはストレッチやウォーキングだけで十分だと感じるかもしれませんが、私はピラティスをする日もあれば、ヨガやダンスをする日もあります。また、グループを作ったり、友達と一緒に参加したりするのも、続ける上でのモチベーションとなります。」
4. 家に帰って食事をとる
「これは誰もが知っていることですが、バランスのとれた、体によい食事が大切です。」
「私は、エネルギーや活力を与えてくれる食事を心がけています。家で作った食事ほど健康的で、体に良いものはないということを忘れないでください。」
ソース:The Voice host Renee Bargh gives tips on how to keep motivated
巻頭写真:Maryjoy Caballero on Unsplash