曼殊沙華の季節

曼殊沙華はお彼岸の頃咲くので、彼岸花とも言われますね。
近くの土手を散歩していたら、たくさん咲いていました。

曼殊沙華という名前は、仏教的な響きを感じますが、実はサンスクリット語由来だそうで、サンスクリット語の「manjusaka」=「葉に先立って赤花を咲かせる」から来ているんですって!

サンスクリット語は、古代インドで使われていた言語です。

仏教とか漢方とか、中国から伝わったものには馴染みがあっても、インドというとちょっと遠い気がする方も多いかもしれませんが、インドから中国を経て、日本に伝わった文化は、ほかにもいろいろあります。

たとえば、神様の名前。。。大黒天はインドのシヴァ神ですし、吉祥天はインドではラクシュミー神ですね。

超越瞑想もインド由来の瞑想法です。曼殊沙華のようにみなさんに身近に感じていただけるといいなと思います。

八丁堀センター
山中由美子