世界の天才教育、林修のワールドエデュケーションで紹介された特別な時間【瞑想の効果／学力】

2015年にマハリシスクール(カリキュラムに瞑想を取り入れている学校)がテレビ番組「林先生が驚いた！世界の天才教育林修のワールドエデュケーション」に取り上げられました！

瞑想をカリキュラムに取り入れたことで大きな成果をあげていることが語られているな。

本記事では、前半で「瞑想と学力」についての研究結果、後半では番組でどのように紹介されたのかについて見ていきます。

Contents

1 瞑想と学力の関係：瞑想は、知的能力の全体的な向上に役立つ
2 瞑想をカリキュラムの一部に取り入れている学校がある？
3 マハリシスクールが「世界の天才教育、林修のワールドエデュケーション」で紹介される
4 マハリシスクールに通わなくても、瞑想を取り入れることは簡単にできる

瞑想と学力の関係：瞑想は、知的能力の全体的な向上に役立つ

上記研究結果を見ると、瞑想を実践することで多くの知的能力向上に役立つことがわかります。

特に創造性においては高い伸びが確認されており、超越瞑想が映画監督・俳優・歌手などのアーティストに愛される一因となっています。

瞑想をカリキュラムの一部に取り入れている学校がある？

欧米では、早くから瞑想をすることが学力向上に大きな効果があると言われているため、その効果を教育現場に活用しようと、瞑想を学校のカリキュラムに導入している例がたくさんあります。

その最たる例が、今回説明する米国マハリシ・スクールです。

アイオワ州にあるアメリカ有数の名門校、私立マハリシ・ハイスクールは、一学年およそ３０名、全校生徒およそ９０名の超少数精鋭エリート校です。その授業スタイルや授業時間はごく普通。しかし、その実績は、ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学、スタンフォード大学、カリフォルニア大学バークレー校など、世界トップテンの大学への進学者を多数輩出しています。

マハリシスクールが「世界の天才教育、林修のワールドエデュケーション」で紹介される

このマハリシ・スクール、2015年3月1日にテレビ朝日で放映された特別番組「世界の天才教育、林修のワールドエデュケーション」で、カリキュラムの一部に瞑想を取り入れている学校として紹介されました。

番組では、世界数十カ国から選び抜いた「子供を天才にする画期的な教育術」を取材し、優れた天才教育を行う５つの学校を紹介していました。その中で、マハリシ・スクールは「たった30分のヨガと瞑想で、劇的な成績アップに成功した今注目の学校」として取り上げられました。

瞑想の効果：創造性や発想力を発揮

高校３年生のビンバ君は、昨年、世界最大級の学生科学研究コンテストに出場。高校生ながら大企業も開発していない、低コストの３Ｄスキャナーを開発して表彰されました。「その決め手となったのは？」という質問に、「この学校ならではの特別な(瞑想の)時間のおかげで、次々とインスピレーションが湧いてきたんです。」と答えています。

国際基準の検定TOEFLで満点。教育の質などで全米１位に選ばれたバブソン大学のビジネスコンテストでも優勝したクイーナさんも、その発想力はこの学校の「特別な時間」のおかげだと語っています。

では、二人の天才生徒が語る「特別な時間」とは？

その秘密を明らかにするため教室へ行ってみましたが、登校時間を過ぎているのに教室はもぬけのから。そのとき、生徒達は「特別な時間」のための会場にいたのです。

そこで生徒達は、一体何をしていたのでしょうか？

瞑想やヨガを実践する「特別な時間」

生徒達は、まず最初に瞑想への準備となるヨガ（15分）とより深い瞑想に入るための呼吸法（５分）を行い、最後の10分間で深い瞑想に入っていたのです。

「特別な時間」とは、学力を高めるための瞑想の時間でした。毎朝、授業前に瞑想することで集中力が高まり、脳が活性化し、学力が向上するといいます。

瞑想で本当に学力が上がるのか？

番組でも、マハリシ・スクールにおける学力効果があがっているという調査結果が出ていて、「瞑想は学力向上に効果的である」と結論づけています。

独創的な発想力で賞賛を浴びた天才生徒を始め、この瞑想法の実践者はビックネームぞろい。ジョン・レノンやジョージ・ルーカスといった発想力豊かな世界のカリスマをはじめ、頭脳明晰なノーベル賞学者ブライアン・ジョセフソンなど、各界のリーダーが実践しています。不思議な学力アップ法を実践する高校は、発想力豊かなリーダーを育成する瞑想の学校でした。