心臓停止から生き返ったのは瞑想のお陰だった【体験談】

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数年前、超越瞑想(略してTM)のことを初めて調べました。それは子供たちのためでしたが、後に私の命を救うことになるとは思いもよりませんでした。

夫と私は、怒りと適応障害をもつ特別支援を必要とする2人の子供を養子にしました。サラとアンドリューは3歳と7歳の時に私たちの家にやってきましたが、今では19歳と23歳になって、元気に暮らしています。

彼らが10代の頃、超越瞑想を学ぶことで、彼らの怒りや成長の痛みを和らげることができるのではないかと思いました。その時は二人分のコース費を用意できませんでしたが、TMを学ぶという考えを忘れることはありませんでした。

TM受講、そして心拍数の異常

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2014年9月、私はついにTMのコースを受講しました。

家庭や職場のストレスによって、私の生活、心、健康は何年にもわたって悪化していました。子供たちと3人でTMを学ぶ経済的余裕はありませんでしたが、子供たちを助けるために私自身にTMが必要だと感じたからです。

TMを行っているときの感覚は、とても気持ちの良いものでした。どれほど心や体が傷ついたとしても、TMによってそれを癒すことができると100パーセント確信しました。今だけでなく将来にわたって、心と体の両面であらゆる問題と戦うときの助けになると確信したのです。

当時、私は巨大な腎臓結石と戦っており、また、奇妙で説明のつかない心拍数の異常のために心臓病の専門医にも通い始めていました。

心臓停止、体温を下げて昏睡状態、そして生き返る

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そして、2016年2月に職場で心拍停止状態に陥りました。突然、心臓が止まり、脳に酸素が行き渡らない状態が数分間続いたのです。そのとき私は47歳でした。

救急医療チームがかけつけたとき、脈はありませんでした。幸いなことに、その救急隊は救命用の除細動器(心臓に電気ショックを与えて正常なリズムに戻す医療機器)を備えていたので、わずかに脈拍を取り戻すことができました。彼らは私をミシガン州フリントの近くにあるマクラーレン病院に急いで連れて行き、脳の損傷を最小限に抑えるために、体温を下げて昏睡状態にしました。

数日間、昏睡状態が続いた後、医師は夫に「期待しない方がいい」と言いました。仮に生命維持装置を取り外して自力で呼吸ができたとしても、脳の損傷は深刻で、生命を維持することはできないだろうと言われたのです。

こうした医師の深刻な予測にもかかわらず、昏睡状態から目覚めたとき、医師の質問に私が答えるのを見て、みんなが励まされました。

それでも私は少し不安定な状態だったので、医者は私に、もし20分くらい静かに横になっていられるなら、生命維持装置のすべてのチューブを外そうと言いました。その時、私は一枚の紙に「TM」と書きました。

夫と親友は、それが何を意味するのかわかったので、彼らは私が瞑想できるように電気を消して、みんなで部屋から出ていきました。

20分後、医者は戻ってきてチューブを外し、私は自分で呼吸し始めました。2年半後、いくらかの記憶の途切れはあるものの、それ以外は、以前よりも健康になっています。

瞑想が私の看病をしてくれた

さて、こうした話のほとんどは、後になって他の人から聞いたことです。心拍停止が起こったときのことや、その直前のことは全く記憶にありません。

私が覚えているのは、あるとき心の中で、瞑想を教えてくれたリンダ・シモンズ先生の顔が見えたことです。そして、彼女がTMのコース中に話していた「病気や入院しているとき以外は、超越瞑想を1日2回20分間、実践してください」という声が聞こえました。つまり、入院しているときには、回復を促すために快適なだけ瞑想していいことを思い出したのです。

その記憶と、昏睡状態から目覚めたらすぐに瞑想したいと言っていたという夫の話を聞いて、それまでの1年半の瞑想の実践で、私の意識は成長していて、それが支えとなって昏睡状態からすぐに意識を取り戻すことができたと感じています。

何とかなると信じてTMを学んで本当に良かったです。さもなければ、脳の損傷を最小限に抑えて、心拍停止を乗り切ることはできなかったと思います。また、私の面倒を見てくれた素晴らしい医療チームと、愛する家族や友人たちの祈りに、とても感謝しています。

この贈り物を分け与える

それ以来、私の人生は充実しています。病院を出てから数カ月後、娘のサラと私はミシガン湖の美しい景色を楽しみながらミシガン州の西側を気ままにドライブしました。

これは、二人で長い階段を昇って展望台についたときの写真です。こんな長い階段を登り切れたのは、私にとって画期的な出来事でした。私の活動できるレベルはまだ低かったのですが、それでも快方の方向に向かっていました。

最近で最も嬉しかった出来事は、昨年6月に娘のサラが高校を卒業したことです。息子のアンドリューは望み通りの仕事に就くことができ、サラはニューヨーク市の美術学校に入る準備をしています。

超越瞑想にとても感謝しているので、これからも実習を続けていきたいと思います。

ソース:My TM Practice Helped Save My Life

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