1983年に著書『カラーパープル』でピューリッツァー賞を受賞した米国人作家アリス・ウォーカーは、1976年に離婚した後、超越瞑想を学んだといいます。そのときのことを、彼女は、あるインタビューの中で次のように話していました。
──あなたは最も役に立った精神的な実践として、瞑想を上げていますが、それについてもう少し話していただけますか。
アリス・ウォーカー：超越瞑想を学んだのは、ニューヨークに住んでいた頃で、離婚した後でした。
それは、私が幼い頃に経験していた自然と完全に融合した生き方にとてもよく似ていました。見ている木と自分は違うということがわからないくらい、完全に一体化していたんです。
一体感を感じると、エゴは一時的に別の場所に行ってしまいます。それが、世の中を渡り歩き、仕事と子育てを両立させ、必要に迫られて何度も旅をし、生計を立てるための基盤となりました。それ以来、瞑想、ヨガ、ウォーキングを続けています。
