瞑想で心臓発作と脳卒中のリスクを減らすことを証明した、これまでで最も説得力のある研究

「瞑想で心臓発作と脳卒中のリスクを減らすことを証明した、これまでで最も説得力のある研究」──タイム誌

この記事は、米国の国立衛生研究所から助成金を受けて10年間にわたって行われた超越瞑想の臨床研究に基づいている。先週、その研究結果が米国心臓協会から発表された。それによると、超越瞑想プログラムを5.4年間続けた心臓病患者は、死亡、心臓発作、脳卒中の発生率が48パーセント低いことがわかった。

米国心臓協会はこの研究の画期的な有効性を認め、独自にプレスリリースを行ってマスコミに公表した。オリジナルの論文はこちら。フォーブズ誌の記事はこちら

Schneider RH, Grim CE, Rainforth MV, Kotchen T, Nidich SI, Gaylord-King C, Salerno JW, Morley Kntchen J, Alexander CN. Circulation: Cardiovascular Quality and Outcomes, 5:750-758,2012

この研究結果がもたらされた背景には、心血管系の危険因子を減らす超越瞑想の効果に関して行われた他の数十件の対照研究がある。この新しい臨床研究を扱ったメディア報道は非常に肯定的で、世界中の主要なテレビ局、雑誌、オンライン情報源で多数の報道がなされた。

この研究結果が大きな説得力をもっているのは、「用量相関性(dose correlation)」がある、つまり、超越瞑想を規則正しく実践するほどより良い結果が得られることを示しているからだ、とシュナイダー博士は語る。

シュナイダー博士は、世界中の医療・健康管理の指導層に、意識と健康に関するこの科学的知見を知らせようとしている。「世論や政府・民間の医療費償還方式、医療慣行に対して影響力をもつ政策立案者や世論形成者をターゲットとした提言を行っていく」とシュナイダー博士は語っている。