それを知ることにより、
すべてを知ることのできる
一つのことを知りなさい
ームンダカ ウパニシャッド1.1.3ー
www.maharishi.onine から送られてきたメール添付の写真を転記させていただきました。
純粋意識は創造の源であり、「何んにもないのに、そこにすべてがある」などと表現されます。
超越・純粋意識は現代物理学の言葉では、統一場と呼ばれます。
名もないもの。
それを人類は昔から言葉で表現しようとしてきました。
無、空、タオ、善のイデア、アートマー、ニルヴァーナ、サマーディーなど呼び方は違えど、なにもないものですが、そこからすべてが生じてくると理解されています。
ですから、本来、筆舌にすくせぬ有りてあるもの、としか表現できません。
マハリシは統一場を「知性とエネルギーの蓄積場」と表現しました。
巨大な木全体を手に持つことはできませんが、その種なら持つことが出来ます。
弘法大師空海は、サンスクリット語も理解しておられましたので、シュチ(純粋)というサンスクリット語に『種智』という漢字をあてました。
弘法大師は日本最初の総合大学である綜芸種智院を東寺の中に創られ、最も大切な教えの一つとして、
『六大無碍にして常に瑜伽なり』
という言葉を残されております。
地水火風空の五大に識を加え、六大。
常に瑜伽なりは、意識の状態によりいろいろに理解できると思いますが、常に瑜伽・ヨーガ(純粋意識)の状態にいられるよう、しっかり瞑想しましょう とも理解できますし、宇宙意識以上の意識状態になれば、六大の中で常に融通無碍(とどこおらせる障害がないこと。邪魔するもののないさま。)ととることも出来ると思います。