ザック・エフロンが殺人鬼の役柄から抜け出すために行ったこと

映画『グレイテスト・ショーマン』でヒュー・ジャックマンと共演したザック・エフロンは、次に『テッド・バンディ』で実在の連続殺人犯の役柄を演じることになった。そのときの心理的な後遺症を解消するために、彼は超越瞑想を行っていたと「hollywood.com」の記事で語っている。以下はその記事の抄訳。

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殺人鬼の役柄から抜け出すために行ったこと

映画「テッド・バンディ」より

2019年に公開された映画『テッド・バンディ』で、俳優のザック・エフロンは、実在の連続殺人犯を描く物議を醸す役柄に挑戦した。

ジョー・バーリンガー監督から声をかけられたとき、ザックはこれまでと全く違う役柄を演じることに興味を持ったが、毎日の撮影の終わりに殺人鬼バンディの役柄から抜け出すことがいかに難しいか理解していなかった。

そこで彼は、TMと呼ばれる瞑想によって仕事の後の気分転換をはかろうとした。

車の中で瞑想を行い、少しずつ役柄から抜け出す

Image by Robertas Riabovas from Pixabay

そのときのことを彼は次のように語っている。

「私は呼吸法と瞑想を行いました。それが(役柄から抜け出す)唯一の方法だったのです。」

「僕はTM(超越瞑想)が大好きなので、仕事を終えて家に帰るときに行っていました。映画を撮影しているときは、車で送り迎えをしてもらっていたので、その車の中で瞑想を行い、少しずつ役柄から抜け出そうとしました。

実際には、すべてを手放すことはできませんでしたが。明日もまたテッドになることを知っている自分が少しいたのです。」

ソース:Zac Efron tried transcendental meditation to shake off Ted Bundy role