一燈照隅 万燈照国

京都の会員で、山下さんというご兄弟とそのお母さま、そして妹さんとそのお子様方にTMを指導させていただいたことがあります。

ご兄弟はお二人とも目がご不自由ながら、非常に意識が高い方で、お兄様は歌とピアノの先生をされており、弟さんはマッサージ師でした。

そのご兄弟を立派に育てられたお母さまが素晴らしい方で、私は多くのことを学ばせていただきました。

以下に、山下さんに寄稿していただいた文章の一部ご紹介させていただきます。


「ろうそくは一本のマッチで点火できます。そしてそのろうそくにはそれを作り出す不断の長い時が秘められているものです」(ヴィヴェーカナンダ)

灯された光源は周りの世界をつぶさに映し出します。

私と周りの人々、そしてその周りの人々とその世界の輪廻の一つ一つのサイクルにおいて、大小を問わずにどれほど多くの光源が作り出され、灯されていったことでしょう。

ともかくも、ここに天地創造に関する人類の可能性があるように思われます。

俳優たちがするように、私もまた「目の見えない叔父ちゃま」の扮装で、しばらくは多様な役柄を続けていくことになるでしょう。


山下さんの文章はいかがでしたか。

11月14日(土)は、マハーラクシュミーの祝典の日です。ディパーバリー、光の祭典とも呼ばれます。

皆で、光り輝く世界を作り出しましょう。