女性消防士カリ・リンバーグさんは、捜査犬と共に爆弾処理を担当している。仕事柄どれほど緊迫した状況下でも冷静な判断が必要とされる、そんな彼女にとってなくてはならないものがあった。以下は、その彼女の体験報告だ。
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私は、オハイオ州コロンバスで捜査犬と共に爆弾処理の仕事をしている女性消防士です。常に騒がしい大都市で、32年以上、消防士として働いてきました。ですから、42年前に超越瞑想(略してTM)に出会えたことを幸運に思っています。それ以来、瞑想を欠かしたことは一日もありません。消防士という仕事は男性が大半を占めていて、ストレスの多いものですが、瞑想することで、様々な困難をうまく乗り越えることができたと思います。
内面の声を信頼する
消防士になったばかりの頃から、現場で働く女性の数は全体のわずか1%から2%。実際、消防士の仕事はストレスが多いだけでなく、女性は珍しいため、じろじろ見られたり、余計なプレッシャーを受けて、正気を保つのは大変なことです。
それでも私は、消防活動は全くストレスではないかのように、爆弾処理を行う選り抜きの捜査犬部隊に入ることを目指しました。何度も志願した結果、ようやく採用され、今ではジャクソンという名の赤毛の捜査犬を担当しています。
普段は同僚から多くの支援を受けていますが、どんな職業にも言えるように、攻撃的な性格の人と一緒に仕事をすることもあります。また、ほとんどの現場で、私は捜査犬を扱う唯一の女性消防士です。そのため、私にとってTMの実践は、男性が大半を占める非常にストレスの多い職業でうまくやっていくための手段でした。
狂気の世界で落ち着いた内面を保つ
TMの実践の助けを借りて、私は自分の内面の声を信頼し、狂気に満ちた世界のあらゆる騒音の中で、その内面の声をとらえることを学びました。自分自身の意識の奥深くで、私たちはすべてを知っています。その領域で、これが真実だと知るとき、どんな状況の中でも、気楽さと落ち着きを取り戻すことができるのです。
どんな成功も、それを失うという危険性があります。TMの実践によって得た内面の落ち着きは、成功への道を進んでいく上で大きな助けとなりました。さもなければ、それはもっと困難な道のりだったでしょう。私はいつもTMに感謝しています!
ソース:Being a female firefighter and K9 handler for a bomb squad