英国のチェス・チャンピオンであるジョナサン・ラウソンは、試合においてトップであり続けることができたのは、14年間、超越瞑想を実践してきたお陰だと確信している。
スコットランドのアバディーン生まれのラウソン(33歳)は、1998年、オックスフォード大学在学中に超越瞑想(TM)を学び、それ以来、毎日の日課としてTMを行っている。彼は、これまでに三度、英国のチェス・チャンピオンに輝いているが、このような一流の成績を収めているのは、超越瞑想のお陰であるとスコットランドの新聞記事でも語っている。
「超越瞑想は、私がオックスフォード大学で学んだことの中でも最高のものでした。瞑想によって、突然、大きなエネルギーが湧いてきたり、集中力が増したり、他の人に対しても温かい愛情を感じるようになったのです。」
ハーバード大学の学位を取得し、著者やコラムニストとしても活躍するラウソンは、チェスについてこう語っている。
「私がチェスを初めて習ったのは5歳の時です。チェスには、ある不思議な魅力があります。私は若い時にチェスについての本を読み始めましたが、その頃、自然の助けによって250ポンド(約3万円)相当の本を手に入れたのです! その本から私は貪欲に学び、それをきっかけにチェスが上達していきました。」
ラウソンは、瞑想することなしに、チェスのタイトル戦に望むことは考えられないと話している。
「20分の瞑想の後は、心の落ち着きとバランスを取り戻し、試合で競い合うための準備が整います。しかしもっと大切なのは、瞑想することで、結果を心配することなしに、ただゲームを行い、それを楽しむことができる、ということです。」
原文・TM.org