ギーを使った季節の果物のおやつ

ギーは、NH(Institute for Natural Healing) の「最も身体に良い脂質ベスト5」No.1 や、『TIME』誌の「最も健康的な50の食品」にも選ばれ、シリコンバレー式の完全無欠コーヒーでも大ブレイクしました。

セレブも愛用、健康食品としてすっかり定着し、日本でも手に入れやすくなりました。

現代科学ではまだ解明し尽くされていませんが、インドの伝統医学アーユルヴェーダでは、 記憶力、知性、消化力、精力、生命力が増すなど様々な嬉しい効果を教えてくれています。

私も色々な効果を期待して、毎日の食事に取り入れています。

ギーは、バターを加熱して水分やタンパク質などを取り除いたほぼ乳脂肪分だけの純粋なオイルです。酸化しにくく高温調理にも向いています。

今の季節はリンゴと共に、おやつや朝食として楽しんでいます。作り方は下記の通り簡単で10~15分位で出来上がります。

 

材料(1~2名分)

リンゴ …1個、干しブドウ …大さじ1、ギー …小さじ1、シナモンパウダー …少々

作り方

1. リンゴは皮をむいて、一口大に切る。

2. 小鍋に入れ、蓋をして弱火で加熱する。

3. 好みの柔らかさになったら、蓋を開けて水分を適量に飛ばし、干しぶどうギー、 シナモンを入れて混ぜる。

 

リンゴに火が通ると、甘い良い香りが漂ってきます。お砂糖も水も不要、果物だけで十分に甘くジューシーで満足します。

夏から秋にかけては、リンゴの代わりに梨で作るのも美味しいです。

 

ギーは、栽培、飼育、生産、加工、流通のできれば全工程でオーガニック認証を取得し、グラスフェッド(牧草の餌)で飼育された牛のミルクから、伝統的な製法で作られたものをお薦めいたします。

グラスフェッド(牧草の餌)は、牛にとっては本来の自然な食物です。

牧草による自然な食生活の牛の脂肪は、穀物の餌(グレインフェッド) などで育てられたものより、不飽和脂肪酸のオメガ3オメガ6の割合が、健康に良い理想的なバランスで含まれています。

オメガ6の摂取量が過剰な現代人は、動脈硬化などの病気のリスクが高まっています。

オメガ3は、細胞膜の材料で細胞の柔軟性を保ち、脳の重要な神経細胞にも多く存在しています。動脈硬化や認知症予防などにも有効という研究もあります。

ご参考:2020年1月12日放送 「NHKスペシャル 食の起源 第3集「脂」~発見!人類を救う“命のアブラ”~」『NスぺPlus』▶

 

早く大きく育てるために、自然法則に逆らい、牛にとっては極めて不自然な肉骨粉の餌で、牛にも人にも恐ろしい病が広まったのは記憶に新しいところです。

健康な物を食べれば健康になれるのに、効率やお金にとらわれて道から外れてしまい、健康やお金、時間を失うのは自然からの警鐘に思えます。

アニマルウェルフェアの精神のもと健康に幸せに育てられた牛さんと、オーガニックの果物の、自然の恵みに感謝しながらいただくのは至福のひと時です。

 

 

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(説明は英語かヨーロッパ諸国の言語のみです。<(_ _)>)