激しいストレスと根深い疲労は、世界中の政府首脳の生活に共通する特徴です。これらの否定的な要素による影響は彼らの健康を損ない、指導力を低下させます。
本記事では、イギリスの政治家で実際に瞑想を実践している2名の方を例に、世界の指導者が瞑想を取り入れることでどんな効果を実感しているのかについてまとめました。
【瞑想の効果①】心を落ち着き、頭痛、快眠(睡眠の改善) -ウィリアム・ヘイグ元外相-
超越瞑想(TM瞑想)のテクニックが緊張に満ちた生活にもたらす恩恵について公言する政府首脳が増えてきている。保守・自民連立政権のウィリアム・ヘイグ元外相もその一人だ。
ヘイグ元外相は最近、『ザ・タイムズ・オブ・ロンドン』の取材に対し、オックスフォード大学在学中に超越瞑想を学び、以来それを規則的に実践していると話した。
彼は1日15時間に及ぶ勤務中に時間を見つけて瞑想しているが、それは「心を落ち着け、頭痛を減らし、よく眠る」ためだという。
【瞑想の効果②】ストレスへの対処
ニック・クレッグ元副首相・自由民主党元党首は、超越瞑想を学んだもう一人の英国政府首脳だ。
クレッグ氏はケンブリッジ大学在学中に瞑想を始めた。そして政治家として仕事を始めた頃、それが非常に助けになることに気づいたという。「TMは日常生活のストレスに対処するための素晴らしい方法です」とクレッグ氏は語っている。
ヘイグ氏のキャリアは文筆業から始まった。彼が著した18世紀英国の政治家ウィリアム・ピット(小ピット)の伝記は、英国文学賞の「歴史部門最優秀賞」を受賞した。
彼は後にMBA(経営学修士)を取得し、管理職を歴任した後、公職に就いた。
2010年、デヴィッド・キャメロン首相の就任後、ヘイグ氏は筆頭国務大臣兼外務大臣という政府要職に指名された。ヨークシャー州リッチモンド選出の議員でもある。
クレッグ氏は、枢密院議長でもあり、キャメロン首相の英国連立政府の憲法・政治改革大臣も兼任している。シェフィールド・ハラム選出の議員でもある。
ヘイグ氏とクレッグ氏が超越瞑想を学んでいるので、議会内でグループ瞑想をするのは良い考えだと思うのですが。賛成の方は挙手を…。
ソース:Government leaders in England use TM technique to reduce stress, feel calmer, sleep better