このビデオでは、サンフランシスコの教育委員会の教育長が、静寂の時間プログラム(超越瞑想)を取り入れた学校の校長、教師、生徒と共に、超越瞑想によって学校全体が大きく変わったということを語っている。
以下は、このビデオからの引用です。
「13年前、この学校に赴任したとき、欠席率、停学率、教師の退職率は最も高く、学業成績は最も低い状態でした。この学校は、サンフランシスコで二番目に犯罪率の高い地域に位置し、生徒の約85%は貧しい家庭の子ども達です。そうした子ども達は、外に出て遊ぶことも、週末にどこかへ出かけることもなく、彼ら自身の環境の中に閉じ込められた囚人のようでした。
私は、教師になったばかりのころに超越瞑想のことを聞いたことがあり、それを取り入れてみたいと思いました。保護者を集めて、子ども達に超越瞑想を学ばせたいと話したとき、彼らは変な目で私を見て『それは本当ですか』と言いましたが、『これを試すことで、私たちは何も失う物はありません』と私は説明しました。
子ども達が瞑想して、少しの間休息をとると、彼らの頭の中にあるすべてのものが消えさります。それによって、彼らの脳はもっと落ち着いて、もっと多くの知識を自然に吸収できるようになるのです。」
──ジェイムズ・ダーキー
(サンフランシスコのヴィジテーション・ヴァレー中学校の校長)
「一日二回、15分間の瞑想の時間は、違いを作り出すのに十分です。瞑想の後の静かな状態で授業を始めると、学生達は授業に集中し、学ぶことが楽しくなります。」
──ジャン・リンク(サンフランシスコの統合学区の研究室管理者)
ヴィジテーション・ヴァレー中学が、「静寂の時間プログラム」を導入して成功したことで、間もなくサンフランシスコの統一学区における他の三つの公立学校でも、このプログラムが導入された。
「静寂の時間プログラムは、バートン高校に変化を引き起こしています。私がこの学校の校長になった最初の三年間は、停学率がサンフランシスコで二番目か三番目に高い学校でした。しかし静寂のプログラムを取り入れてわずか1年半で、停学率が半分に減りました。」
──ビル・カーペンハーゲン(フィリップ&サラ・バートン・アカデミック高校の校長)
「私が教育委員会の責任者や学校の教師達に静寂の時間プログラムについて話をすると、彼らの大半がその成果をうらやみます。彼らに研究データを見せると、みんなが『すごい!』と言います。
しかし問題は、その人の個人的な偏見によって、本当に効果があるものを退けてしまうということです。ですから、私はいつも人々にこう言います。私は皆さんが考えていることを気にしませんし、皆さんも私が考えていることを気にしないでください。重要なことは、研究データです。研究データは、世間の評価や意見ではなく、事実です。こうした事実の観点から、このプログラムを見始めれば、皆さんの注意を捉えることでしょう。」
──カルロス・ガルシア(サンフランシスコ統合学区の教育長)