ハワード・スターンとデヴィッド・レターマンが超越瞑想について語る

米国で有名なラジオ・トークショーの司会者ハワード・スターンが、一年半ほど前、CBSテレビの「レイト・ショー」で、司会者デヴィッド・レターマンと一緒に、芸能界、政治、人生について語り合ったことがある。その二人の会話のなかで、デヴィッドは超越瞑想の話題を取り上げた。

デヴィッド:あなたに関して、私が感心していることの一つは、あなたが瞑想を行っているということです。瞑想を習うのは、私にとっても良いことだとわかっていますが、私はみんなのように、靴を脱いで座って「ムー」と言うのはいやなのです。

ハワード:超越瞑想は、決してそのようなものではありません。私は18歳のときに瞑想を学びました。大学に通っていた頃です。その当時、母はひどく落ち込んでいました。姉妹が亡くなったことに大変ショックを受け、それが彼女の心に重くのしかかっていたのです。私は母のことをとても心配していました。

そんなある日、とても楽しく元気そうな女性から電話がかかってきたのです。最初は「誰だろう?」と思いましたが、それは私の母でした。母は私に「ジョニー・カーソン・ショーに、マハリシ・マヘーシュ・ヨーギーが出ていたのを見て、超越瞑想を習いに行ったのよ」と言いました。母は人が変わったようでした。

「あなたにも瞑想を学んでもらいたいの」と言って、私をTMセンターに連れて行き、それで瞑想を始めることになったのです。瞑想はそれまでに習ったことのなかでも一番簡単なものでした。それ以来、私はずっと瞑想しています。私はショーの後で瞑想するのが大好きです。とてもリラックスするからです。

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ハワードは、デヴィッド・リンチ財団の強力な支援者の一人であり、100万人の学生達に超越瞑想を教えるという世界的な活動を支援している。2009年には、ポール・マッカートニーやリンゴ・スターと共に、「変化は内側から始まる」という超越瞑想のチャリティーコンサートにも参加した。

※タイムズ誌は、2006年度の「世界で最も影響力のある100人のリスト」に、ハワード・スターンの名前をあげている。また、その年、フォーブズ誌が選ぶ「世界で最も影響力のあるセレブのリスト」にも、彼の名は7番目にランクされた。

原文・MARIO ORSATTI