南アフリカの実業界で注目を集めるズッキー・シヨタ(30歳)は、才能溢れる起業家を目指す人々に、実際的なアドバイスを行っている。
彼女は、その聡明さとプロ意識が認められ、2009年のABSIP投資情報サービス賞で表彰されたり、デスティニー誌のトップ40の女性にも選ばれた。特別な人しか参加できないアフリカのリーダーシップ・ネットワークにも招かれている。
集中して、あなたのエネルギーを維持しなさい。
大規模な投資ファンドのCEOとして、彼女は一日中、様々な問題を抱える企業に出向き、異なるニーズを求める人々と面会している。こうした生活からズッキーが学んだことは、自分自身が完全に落ち着いていて、自分の中心に留まることが最も重要だ、ということだ。
「私は多くの時間を、被投資会社の作戦会議に出席することで費やしています。その上、シェル社、ボーダーコム、アルテックを含むおよそ7つの取締役会にも参加しているのです。人と関わる仕事が多いので、常に集中しなければなりません。ですから、私にとって自分のエネルギーを維持することが非常に重要なのです。」
ジョギングと超越瞑想
一日中、集中力を維持するためにズッキー・シヨタには、特別な日課がある。彼女は朝早く起きて、長い一日のために十分なエネルギーを補給しているのだ。
「CEOとして、自分の中心軸をもち、あらゆる面でバランスを保つことが非常に重要です。そのために、私は超越瞑想を始めました。毎朝4時半に起きて、1時間のジョギングをする前に20分間瞑想しています。」(destinyconnect.comによるインタビューより)
ズッキー・シヨタ:テーベ投資会社のCEO。先駆的な黒人が経営するベンチャー企業として1992年に創立されたテーベは、南アフリカの一流の投資会社の一つであり、5億ドル以上の資産を運用している。テーベの投資目録には、観光旅行、鉱業資源、基盤、再生可能エネルギー、石油化学製品、テレコミュニケーション、投資情報サービス、ヘルスケアなど多くの事業が含まれている。
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