ドラッグのない生活を維持すること、新たな生きる喜びを見いだすために、英国のロックバンド、ザ・シャーラタンズのティム・バージェスは超越瞑想に活路を見いだした。
「一時期、私は中身のない貝殻のようでした。コカインはゴミのようなドラッグであり、私たちから魂を抜き取ってしまいます。ですから、魂を取り戻すためのジムに通い始めたのです。」とティム・バージェスは語っている。
彼は、数年間、コカインで刺激された興奮状態にあったが、結局は自分のムチャクチャな生活スタイルに嫌気がさして、なんとかドラッグから抜け出すことができた。
バージェスは、彼の自伝「テーリング・ストーリーズ」の冒頭で、正気を取り戻すための困難な道のりについて率直に語っている。2012年に自伝を出版し、すべてを正直に打ち明けた後、彼は何度か超越瞑想のチャリティー・イベントにも参加している。
彼は、毎日、TM(超越瞑想)を行うことが、ドラッグのない生活を維持する助けになっていた。
「私はいつも、心のどこかでドラッグをやめることができると感じていました。それは私にとって幸運なことでした。どうしてもドラッグをやめることができない人もいますからね。私は瞑想を始る前に、3年間ドラッグをやめていましたが、TMは明らかに、そうした生活を続ける助けとなりました。」
最近、バージェスはガーディアン紙で次のように語った。
「TMによって、私は生き返ったように感じます。明らかに、ものごとに対する日々の熱意が増してきました。何よりも、TMは自分が決めたことを貫き通す熱意を与えてくれます。」
「コーヒーは私に活力を与えてくれますが、超越瞑想も同じです。それは、私たちが取り入れる燃料みたいなものです。私は、音楽、コーヒー、TMが大好きなので、それさえあれば元気に活動ができます。今では、それが私の体の一部になっています。瞑想のために、午後に20分の時間をとりますが、TMを始めて一番最初に浮かんだのは『そんな時間があるだろうか?』という思いでした。しかし、瞑想を行うことで、より多くの時間を得ることができます。」
Sources:
「シャータラズ──ティム・バージェスは瞑想でドラッグを止める」contactmusic.org
「シャータラズ:ツイッター、超越瞑想、コーヒーで生まれ変わった」The Guardian
「ティム・バージェスは、歌のためにドラッグを止めた」The List
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