瞑想の特徴は、実践者の脳波にも現れています。
現代社会で習得可能な瞑想法を比較したデータをもとに、努力せずに深い瞑想状態を体験できるTMの特徴をご紹介します。

“Consciousness and Cognition（『意識と知覚』）”という論文では、瞑想法を３つのカテゴリーに分けて解説しています。
以下の表は、この3つのカテゴリーごとに瞑想者の脳波を計測し、特徴を示したものです。

集中法：禅、ヴィパッサナー等
観察法：マインドフルネス、クリヤヨガ等
超越法：超越瞑想

超越瞑想®

マインドフルネス（観察法）

集中法

Research by Mayo Clinic
論文 – Consciousness and Cognition
出典 – Maharishi Foundation USA

努力不要の意義

努力することは素晴らしいことですが、瞑想においての努力は心を活動的な表面のレベルに留めてしまうことになります。
瞑想の経験者は、湧き上がってくる雑念に苦労したことが少なからずあるものです。
それらの想念をどう扱い、静かで深い心のレベルに至るのかは、この「努力をしない」というポイントが非常に大きな意味を持ちます。努力をしている間は、心が静まることはないからです。

純粋意識の体験

TMでは、私たちが普段経験している「目覚め」「夢」「眠り」の意識とは異なる第4の意識、「純粋意識」を体験します。
超越意識とも呼ばれるこの意識状態は、全ての想念が静まった深い静寂の状態です。
この状態は同時に、安らぎとともに大きなエネルギーに満ちた状態であり、脳波にも現れているとおりリラックスと高度な集中力が自然にもたらされます。
心の活動のプロセスを適切に扱うことで、誰でもこの意識状態を体験することが可能です。