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長い時の流れに朽ちない知識。
伝統に守られ、現代科学に成果をもたらした瞑想法。

連綿と流れゆく長い時に、残り続けるものがあります。時の洗礼を受けた知識と技術は、残るに値するそれそのものの力を持つ。
科学のさまざまな恩恵を受ける現代社会で、その伝統はまた別の側面を見せはじめることになりました。それは瞑想を科学的に解明しようという動き。
伝統と現代科学が手を組み、私たちの生きる知恵とその技術を発展させています。個人から環境へ。川の流れのようにそれは広がっています。

EVIDENCE

東洋と西洋では、本質的なところでものごとの捉え方が違うようです。東洋は主観を、西洋は客観をもとに世界を探る。その違いは互いを支え合って時代をつくっていきます。瞑想のエビデンスという考え方はその点で興味深いもの。なぜなら、瞑想という主観の頂点といえるようなものを、客観の最たる姿勢で捉えようとするプロセスだから。私たちのよりよい未来のために、そのエビデンスの数々が道を示しています。

600の研究論文が追い続ける成果
科学の目が捉える瞑想の可能性

長い間神秘的なものとされてきた瞑想を、科学の目で捉える試みは年を追うごとに広がり、今では600を超える論文を含むさまざまな研究結果が集まっています。そこには、脳波の状態や行動の改善、心理的な変化、環境への影響など数多くの成果が並び、社会課題の解決策を多方面から提示。個人のストレスだけでなく、社会レベルのストレスも改善できる道が示されています。

現代社会に伝えられた第4の意識
意識のテクノロジーとヴェーダ科学

私たちが普段経験しているのは、目覚め、夢、眠りという3種類の意識の状態です。瞑想のときに体験するのは、そのどれでもない第4の意識。TMのテクノロジーは、人の意識状態という論理的に解明されていなかった領域を詳細に解説しています。東洋の最も古い伝統の1つであるヴェーダ文献を科学として再構築し、現代に活用できる形にしたのも大きな特徴です。

SCIENCE

科学には広範な領域があります。最も古く最も新しい科学の在り方のひとつが、マハリシの提唱したScience of being。これは「存在の科学」と訳され、私たち自身の存在を科学として捉えたもの。これと対をなすのがart of living、「生きる技術」。物理学者でもあったマハリシの最も有名な著書は原題を『Science of being&art of living』といい、古来の科学と技術を人の生きる知恵として現代に伝えたものです。

インドから世界へ。アシュラムから大学へ。
福祉、医療、矯正教育、国家支援への道のり。

ビートルズがインドのマハリシのもとで瞑想を学んだことは、当時世界的なニュースになりました。西洋社会はそのとき初めて「ヨーガを発見した」とも言われています。インドの伝統的なアシュラムはその後、大学をはじめとする複数の教育機関に発展。また、福祉や医療分野、犯罪者の矯正教育、国家再生の支援など、その知識の活用範囲はますます広がっています。

受け継がれる伝統と世界平和への貢献。
後継者Dr.トニー・ネイダーの活動。

瞑想やその元になる意識のテクノロジーが正しい効果をあげるよう、知識を純粋に守り、継承することは非常に重要なことです。今その伝統のバトンは、医師であり生理学者でもあるDr.トニー・ネイダーに受け継がれています。Dr.ネイダーは、古来の知恵と現代科学の両面から世界的なTMの活動全体をサポート。数回にわたり来日してレクチャーも行なっています。