静寂のあるライフスタイル
テキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキスト。40年以上ヨガ研究を続ける、龍村ヨガ研究所所長の龍村修さんが、『手軽で簡単!「瞑想」が“女性の悩み”にこたえてくれる3つの理由』と題して、女性自身で語っている。以下はその記事からの引用。
■いつでも始められる
「瞑想にはさまざま種類があり、“動く瞑想”ともいえるヨガもその1つ。『体が硬いからヨガはちょっと……』という方もご心配なく。座ったまま呼吸を使って行う方法や、言葉を唱えるだけのものもあります。何歳になっても、瞑想を始めるのに決して遅いということはありませんし、特別な準備や道具も必要ありません。まずはいろいろな瞑想を試して、ご自身に合うものを探してみましょう」(龍村さん・以下同)
■生活の中に取り入れやすい
一般的に、朝早い時間が瞑想に向いているといわれるが、早朝は朝食の準備や出勤前の支度であわただしく落ち着かない。無理に時間を取るより、日中の空き時間や夜寝る前のリラックスタイムに行うほうが心の余裕ができ、かえって集中しやすい。
「呼吸の数を数える『数息観瞑想』は、電車の中でも周りを気にせず行えます。自分の生活スタイルに合わせて、瞑想を行うタイミングを見つけられるといいですね」
■科学的に効果が証明されている
今でこそ、健康やストレス解消に効くと、広くもてはやされるようになった瞑想だが、そもそもいつごろ、どのような理由で始まったものなのだろうか。
「紀元前2600年から1800年ごろに栄えたインダス文明の遺跡から、瞑想している図象が刻まれた遺物が出土しています。ですから、このころにはすでに瞑想が盛んに行われていたはず。瞑想は、宇宙や神から啓示を受けたり、自らの生き方について悟りを得るために行うもの。おそらく古代には、神官がその年の天候や災害などを感知するために瞑想をしていたのでしょう」
それから4000年の時を経た現在、その効果は科学的に実証されるようになった。たとえば、GoogleやFacebookなど世界の名だたる企業が研修に取り入れる「マインドフルネス瞑想」は、脳の海馬や扁桃体に影響を与え、不安やストレスを軽減させることが明らかになっている。
「言霊で寛大な心を養う『慈愛の瞑想』は、ブッダの言葉を唱えるだけの瞑想方法ですが、それだけでオキシトシンと呼ばれるホルモンの分泌を促すことがわかっています。オキシトシンは“幸せホルモン”とも呼ばれ、幸福感をもたらしストレスを軽減するホルモンとして注目されています」
慈悲の瞑想は、自分の幸せだけでなく、自分を嫌っている人、自分が嫌っている人の幸せまで願うもの。すべての生命の幸せを願うことが自分自身の幸せや健康につながると、科学的に証明されているのだ。
「私たちの心はふだん、無意識の思い込みや世間の目などによりバイアス(偏り)がかかった状態。不安になったり傷ついたりするのは、そのせいです。瞑想はそんなバイアスを取り払い、人々の抱えている不安が、じつは大したことではないと気づかせてくれる。言い換えるなら、小さな悟りを開くことができるんですよ」
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