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63歳女性が10カ月のトレーニングで重量挙げ金メダル。秘訣は瞑想

63歳で重量挙げを始めたフロリダ州に住むローラ・エイマンさんは、わずか10カ月間でパンアメリカン競技大会で金メダルを勝ち取りました。頭上に重いバーベルを持ち上げる集中力と自信が「超越瞑想」によって得られたとローラさんは語っています。以下は彼女の体験談です。

◆ ◆ 

疑う余地なく、私は大変なケースでした。1975年に超越瞑想(略してTM)を学んだとき、私は「20分もじっと座っているなんて、できるわけないじゃない!」と心の中で叫びました。

そして40年かかりましたが、私はようやくTMに戻ってきました。今、TMの実践は私の最優先事項です。

瞑想を学ぶも、実践から離れる

Image by Tobias Hämmer from Pixabay

若い頃の私は、心と体の電圧が非常に乱れていて、それをよい方向へと導く術もなく、不安定な大学生でした。良い成績をとるために18年間懸命に努力してきたにもかかわらず、いつも成績は「C」。診断は受けていませんでしたが、ADHD(注意欠損・多動症)の傾向があり、エネルギーが高すぎて、神経過敏なタイプだったのです。私は学校生活で失敗していたので、人生でも失敗するのではないかという不安から、うつ病にも悩まされました。

そんなとき大学のルームメイトから、TMを試すように勧められたのです。私はTMが約束していた心と体の安らぎを切実に望んでいたので、実家のペンシルバニア州アビントンでTMを学ぶコースに参加しました。

しかし、実践がいかに努力のいらないものであるかをよく理解していなかったので、「ただ座って、何度もマントラを繰り返すなんて不可能だ」と思いました。そして、TMに対してゆがんだ理解をもっていたため、実践から離れてしまったのです。

人生で成功しても、内側では不安を抱えていた

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40年間、私は乱れがちな電圧を正しい方向へと向けるために、一生懸命に努力しました。私は、愛情深い母親になり、起業家としても成功を収め、外見からは能力の高い人間となりました。自宅の空き部屋でギフト製品を売り出し、オプラ・ウィンフリーやバーバラ・ウォルターズから支持されて、成功を収めました。

しかし、内面では、うつ病、不安神経症、エネルギー過多、不眠症などの症状に悩まされ、神経過敏な難破船のままでした。

何十年もの間、私はTMの再確認コースに手を出しましたが、残念ながらTMを続けることはありませんでした。60歳のとき、私の人生はどん底に落ち込み、もう一度、TMセンターを訪れました。そのときはマサチューセッツ州コンコードにあるTMセンターでした。そこで、熟練したTM教師のロザリンド・ストウが、TMの再確認コースを辛抱強く行ってくれたのです。

私はそれがとても気に入って、8週間続けて規則的に瞑想しました。「やった、ついに私も瞑想ができるようになった!」と思いましたが、他の瞑想法に興味を持つようになり、またもやTMから離れてしまいました。最初に述べたように、私は本当に大変なケースだったのです。

今では、瞑想が最優先事項

Photo by Jared Rice on Unsplash

その後、私は新しい生活を始めるためにフロリダに引っ越しました。そのときロザリンドの忍耐強い教えと、そのときの8週間に体験したTMがいかに素晴らしかったかを思い出して、最後にもう一度、TMを始めました。私はもう一度、どん底に落ちる必要があったのだと思います。それは10ヶ月前のことです。

そのとき地元のTMセンターで開催されたヨガと瞑想の1日リトリートにも参加し、深い休息を得て、若返りました。TMとヨガの時間を加えて、1日休むことが、こんなにも楽しいとは夢にも思いませんでした。それは今まで自分自身のために費やした最も有益な(楽しいと言ってもいい)リラックスした8時間でした。

今では毎日2回、規則的にTMを実践しています。それは私の生活の中心となり、私にとって最優先事項です。

集中力・穏やかな自信、そしてバーベルを持ち上げる

Photo by John Arano on Unsplash

フロリダに引っ越してきてから63歳で、私はバーベルを持ち上げる強さと集中力を持ち合わせていることに気づきました。そして「オリンピック式重量挙げ」と呼ばれるスポーツでバーベルを持ち上げ始めたのです。そんなスポーツがあるなんて、それまで聞いたことがなかったのですが、やってみたいと思ったのです。

それはとても刺激的で、やりがいのあるスポーツです。重量挙げは私の52㎏の体と中枢神経系に大きな負担がかかります。また、重いバーベルを頭上に安全に持ち上げるには、とてつもない集中力が必要です。

2017年パンアメリカン競技大会で金メダルを獲得したローラ・エイマンさん

 

もしTMテクニックを実践していなかったら、このスポーツはできなかったと思います。TMを実践すると、中枢神経系が静まり、トレーニングに必要な集中力が得られます。それは競技に参加するための「穏やかな自信」を与えてくれました。

わずか10カ月のトレーニングで、私はフロリダ州のチャンピオン、全米では4位となり、パンアメリカン競技大会のマスターズ部門で金メダルを獲得しました。今は世界選手権に向けてトレーニングを行っています。

私のすべての勝利と、毎日(時には非常に退屈な!)ウェイトトレーニングを行うことができたのは、1日2回のTMの実践のおかげです。

目標、幸福、内側の平和を達成する方法

Image by Engin Akyurt from Pixabay

他にも私は、米国でトップの基調講演者になるためのトレーニングを行っています。私が話したいテーマは、「勝つために自分の感情を思い通りに操る」です。

私たちはみな健康や幸福を望んでいますが、どうしても自分に対する否定的な考えに囚われがちです。そうした心の泥沼から抜け出して、前向きな行動をとることで、心に決めたことを何でも勝ち取ることができます。

私はよく講演会の中で、目標、幸福、内側の平和を達成するための強力な行動の手段として、TMテクニックのことを話してきました。

また、オズ博士のTVショー、グッドモーニング・アメリカ、トゥデイ・ショーへの出演が決まっているので、「私が63歳でバーベルを頭上に持ち上げることができるのだから、皆さんも思ったことは何でもできる!」というユニークなメッセージで観客に勇気を与えたいと思います。

超越瞑想についてはこちら

ソース:On TM, Lifting Barbells, and Smelling the Roses

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